防災セミナー(施設見学会)を開催しました

9月9日(土)に防災セミナー(施設見学会)を開催し、防災部会員や構成団体のメンバーなど33名の参加がありました。今回の見学先は、大阪市立阿倍野防災センター「あべのタスカル」でした。「タスカル」という愛称は、すぐ近くにある超高層複合ビル「あべのハルカス」と、災害が起きても「助かる」ことから名づけられているそうです。

今回は、初めての参加者を対象とした約1時間のコースに参加しました。参加者は2つの班に分かれてそれぞれ次々と体験・学習しました。

B班は震度7体験から始まりました。阪神淡路大震災の実際の揺れが再現されて「あの時」を思い出していると、次は南海トラフを想定した揺れの体験でした。阪神淡路大震災は縦揺れだったのに対し、こちらは横揺れで揺れている時間も長めでした。改めて地震の怖さを体感しました。

次に入った部屋は「減災を学ぶ」という事で、地震発生直後から避難するまでの間に取るべき行動を学びました。

初期消火についても体験しました。映像をうまく利用してコンパクトに工夫されていました。

煙中避難を体験し煙の怖さや正しい避難姿勢を
学びました。

津波避難や余震体験も学習しました。見事に再現されたがれきの街を歩き、災害発生直後の街に潜む危険を学びました。

A班はB班と逆のコースで体験・学習しました。
参加者からは「他の施設で体験したよりも震度7の揺れが激しくて驚いた」「がれきの街の再現が凄かった」といった声もあり、好評のうちに終了しました。
参加された皆さん、お疲れ様でした。
防災部会では、防災に関する施設見学会を毎年実施しています。今回参加されなかった皆さんも、ぜひ次回はご参加をいただき、防災について一緒に考えていきましょう。