防災訓練(11/23)実施報告

  

  南桜塚校区地域連絡協議会は、地域の自主防災組織でもあり、毎年11月23日に南桜塚小学校で防災訓練を実施しています。昨年度(2023年度)は、防災フェスタとして開催しましたが、今回(2024年度)は、体育館での避難所開設訓練をメインに実施しました。当日は、幼児から年配の方まで、約200名の参加がありました。

 10時からの開始に先立ち、9時30分に南桜塚小学校に設置された防災スピーカーが鳴り、避難経路を考えながら避難をしていただくという形を取りました。

 市危機管理課からのあいさつでは、避難所で生活するようになった際の支援「公助」はかなり先になるため、自分で物資を持ち込む「自助」や地域での「共助」が必要である旨の説明がありました。

 その後は、参加者が各コーナーを自由に体験する時間とし、体育館内や校庭で様々な体験を通していざという時に向けた理解を深めていただきました。

避難所体験コーナー:防災用テントの組み立て体験
避難所体験コーナー:ベッドの組み立て体験
救命救急コーナー:消防局によるAEDや心肺蘇生の訓練
コープ協賛コーナー:コープこうべ大阪北地区本部などによる非常用持ち出し品とローリングストックの展示と試食
水消火器コーナー:消防局による水消火器の体験
消防車の展示
給水体験コーナー:水道局による給水タンクの展示と給水体験

・アンケート集計結果

アンケートから、参加者の9割近くが「満足した」と回答しており、「テントの組み立てが難しく、体験できて良かった」「AEDの使い方がわかった」「防災に対して身近に感じることができた」「地域の人の顔が見れた」などの感想がありました。その一方で、防災スピーカーが聞こえたという参加者は一部に限られており、今後はそれを踏まえた対応が必要になってくることがわかりました。